iDeCoがなぜ節税でお得なのか理由をまとめてみました

年金系ブログ

こんにちは!
確定拠出年金(DC)事務員 兼 イラストレーターの米田です!

米田麦
米田麦

今回は仕事で取り扱っているiDeCoについて解説していきます!

この記事を読むとわかること

「iDeCoについてお得らしいという話はよく聞くけどそもそもiDeCoって何?」
「どんな仕組みでお得になるの?」
「メリット・デメリットをしっかり把握したい」

そんな方のお悩みを解決致します

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iDeCoってどんな意味

英語で[individual-type Defined Contribution pension plan]とこの制度は呼ばれており、
その中から5文字とってiDeCoと名付けられたそうです

日本語に訳すと個人型確定拠出年金という意味です

その「個人型確定拠出年金」って何?とさらに疑問だと思います、
簡単に言うと「自分の老後のために自分で資産を運用して積み立てる年金」です

米田麦
米田麦

国から払ってくださいと言われている公的年金とは違いiDeCoは私的年金なので積み立てたい人が積み立てているというイメージです

公的年金≠iDeCo(私的年金)と理解していただければ大丈夫です

どうして公的年金があるのにiDeCo(私的年金)に加入するの

iDeCoが誕生した理由は公的年金だけでは老後ゆとりのある生活ができない可能性があるため
自分で足りない分を今のうちに蓄えておこうという政府の政策として誕生しました

現在の年金受給額

◆ずっと個人事業主・専業主婦(夫)の方がもらえる額
・基礎年金 5.6万円(月平均)

◆会社員・公務員だった方がもらえる額
・厚生年金 14.9万円(月平均)
※先ほどの基礎年金を含む金額

上記の金額と貯蓄の範囲内で将来生活が難しいかもしれないという方は、今のうちから何かしらの資産形成を考えておいたほうがいいかもしれません

iDeCoの仕組み

大まかに4つに分けられます

①運営管理機関(銀行・証券会社・保険会社等)に加入する
②運用商品と運用割合(何%ずつにするか)を決める
③掛金を払う(引き落とし)
④60歳以降に受け取り方法を3種類から決めて受け取る

運営管理機関(銀行・証券会社・保険会社等)に加入する

まずiDeCoに加入するためには加入条件をクリアする必要があります

◆加入条件

・国民年金保険料を納めている
・60歳未満の人(2020年度現在)
※2022年5月からは65歳未満まで加入できるようになります

この加入条件を満たしていれば加入することが可能です

2022年10月からは会社からiDeCoへの加入が認められなかった方も加入することが可能です

最近は口座等の管理手数料が安いSBI証券や楽天証券などのネットからの加入が多いようです

運用商品と運用割合(何%ずつにするか)を決める

よくある勘違いなんですがiDeCo自体は運用商品ではなくただの箱です

iDeCoという制度の箱に自分で選んだ運用商品を入れて資産を増やしていくイメージです

それでは加入後3~35商品ほどの中からお金を積み立てていきたい商品を選びます
(運営管理機関によって取り揃えている商品が違います)

・元本確保型の定期預金
・元本変動型の投資信託

商品が決まったら次はどの割合でその商品にお金を振り分けるかを考えます

米田麦
米田麦

「あまり利益がなくてもいいから絶対に損したくない!」そんな方は1つの定期預金に100%の割合で指定されていたり、

「減ってしまうリスクは気になるけど、利益は欲しいからできるだけリスク分散させたい」という方は30商品に1ケタずつ割り振られていたりと本当に人によって運用割合は様々です

一般的に多いのは3~10商品以内で選ばれている方が多い印象を受けます

掛金を払う(引き落とし)

最低毎月5,000円~掛金を引き落としで払うことができます

1,000円ずつ増やすことが可能ですが、職種などによりお金を払える金額に限度があります

イデコをはじめるまでの5つのステップ|イデコ加入するまでの流れについて|個人型確定拠出年金iDeCo【公式】 (ideco-koushiki.jp)

60歳以降に受け取り方法を3種類から決めて受け取る

受け取り方法は下記の3つから選択して受け取ることが可能です

◆受け取り方法

1.一時金(一括受け取り)
2.年金(5~20年の分割受け取り)
3.一時金と年金の併用

メリット

大きく3つあります

①掛金から住民税・所得税が控除されるので節税になる
②運用益が非課税
③受け取り時一定額まで非課税

掛金から住民税・所得税が控除されるので節税になる

iDeCoは所得ではなく所得控除に分類されます

通常の所得なら所得税や住民税に計算される金額がiDeCoは控除となり、

その結果所得から引かれる税金が減りお得になります。

米田麦
米田麦

青い所得の部分が減っていけば所得税や住民税として引かれる金額も減ると思ってもらえれば大丈夫です!

それでは具体的にどれくらいお得になるのか楽天証券でシミュレーションしてみました

◆シミュレーションの条件

・会社員(企業型年金加入なし)
・年収 350万円
・毎月 5,000円積み立て
・利回り 3%
・扶養配偶者なし
・積立期間 1年

 

シミュレーションの結果では最低額の5,000円で1年間に9,000円節税効果がありました

この金額は銀行に預けていたら本来税金として引かれていたお金なので、そのまま自分のものになるのはうれしいですよね

これがよく「iDeCoをすると節税でお得になる」といわれている理由の1つ目です!

シミュレーション | 個人型確定拠出年金(iDeCo) | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)

運用益が非課税

こちらも楽天証券のシミュレーションでやってみました

条件は先ほどのものと同じです

こちらは運用益832円のうち普通の投資なら税として引かれている20%分の166円を再投資に回すことが可能です

こちらが節税になる理由の2つ目です

シミュレーション | 個人型確定拠出年金(iDeCo) | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)

受け取り時一定額まで非課税

実は年金を受け取る際、税金がかかってしまいます

「それではデメリットじゃないか!」と言われてしまいそうですが、
iDeCoは一定額まで非課税で受け取ることが可能なんです

一時金、年金どちらで受け取っても税制優遇があります

・一時金(一括受け取り) → 退職職所得控除適用
1,500万円まで非課税
(他の退職所得と合算した場合)
・年金(5~20年の間で受け取り) → 公的年金控除適用
60万円まで非課税
(公的年金と合算した場合)

受け取り時にこのことを認識していないと、今までの節税分がもったいないので絶対に覚えておきましょう

 

米田麦
米田麦

また、現在は70歳までに受け取らなければいけませんが2022年4月より75歳まで延長予定です

 

デメリット

①60歳以降しかお金が引き出せない
②元本割れのリスクもある
③専業主婦(夫)の方は節税効果が薄い

60歳以降しかお金が引き出せない

老後の年金という位置づけのため、自分のお金なのに60歳まで引き出すことができなくなります

お金はすぐに使ってしまってなかな貯金できないという人にはいいかもしれませんが、
引き出さなくても大丈夫なくらいのお金を手元に置いておき、余裕ある資金で運用することをおススメします

また、お金を払っていた期間によって受け取り開始可能な年齢が変わります

イデコ加入者・運用指図者の方へ|イデコ手続き関連|個人型確定拠出年金iDeCo【公式】 (ideco-koushiki.jp)

 

元本割れのリスクもある

やはり投資ですので選んだ商品によって元本割れのリスクがあります

また、元本確保型の定期預金を選んだ方でも運用している期間が短すぎると
手数料の徴収結果によっては元本割れしてしまうことがあります

専業主婦(夫)の方は節税効果が薄い

iDeCoのメリットは通常なら所得税や住民税に計算される金額が控除されるため、その結果所得から引かれる税金が減りお得になります。

◆所得の多い人

 

◆所得の少ない人(ない人)

しかし、所得が少ない人(ない人)は所得から控除されたとしてもそもそも所得から引かれる所得税や住民税が少ないため節税による効果は薄いです

 

よくある質問

万が一掛金が払えなくなったらどうしたらいいの?

掛金を払うことを止めることができます

その場合掛け金を払う加入者から運用しか行わない運用指図者になる必要があります

運用指図者になるためには運営管理機関に加入者資格喪失届を提出すると運用指図者になることができます

イデコ加入者・運用指図者の方へ|イデコ手続き関連|個人型確定拠出年金iDeCo【公式】 (ideco-koushiki.jp)

今すぐお金が必要で、iDeCoに積み立てていたお金を引き出すことはできないの?

基本的にはかなり厳しいです
ただし、脱退一時金を請求することが可能なケースもあります

脱退一時金を受け取るためには下記の条件全てにクリアする必要があります

◆脱退一時金請求するための条件

・国民年金保険料免除者である
・障害給付金の受給権者でない
・掛金を払った期間が3年以下または資産が25万円以下
※2021年4月より「3年以下」から「政令で定める期間内」に拡大
・加入者や運用指図者以外の加入状況になった日から2年経過していない
・企業型確定拠出年金から脱退一時金の支給を受けていない

脱退一時金のシミュレーションを手軽にしたい方は下記からご確認下さい

国民年金基金の脱退一時金の請求|確定拠出年金のJIS&T (kojingata-portal.com)

まとめ

iDeCoのこの3つだけは覚えてほしい
①iDeCoは節税効果が大きい
→ 掛金から所得税・住民税が控除
→ 運用益が非課税

②60歳まで基本引き出せない
→ 加入期間によって65歳まで引き出せない場合もある

③受け取り時一定額まで非課税で受け取ることができる
→ 一時金は退職職所得控除
→ 年金は公的年金控除

 

iDeCoについて参考になれば幸いです

米田麦
米田麦

ご覧いただきありがとうございます!

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